やっぱり腹立つ・・その一
所長
「常々思っていたことがあるんですが・・」
平さん
「なんざんしょ」
所長
「銀行のATMで預金を引き出すとき、状況によって手数料が掛かることがあるでしょ。また、年会費とやらが掛かるクレジットカードがあります。あれっておかしいと思ったことはありませんか?」
平さん
「思いませんけど・・・だって何かと便利だし」
所長
「銀行は預金を集めて商売してるわけでしょ。しかるにヤミカルテルのごとき低金利に各種手数料。また、クレジットカードにおいては、店側のメリットが利用者の利便性をはるかに上回っています。商売人にとって、集金や分割払いのリスクは非常に大きい。それを見事に回避できる訳だから、保険料はともかく年会費なる経費まで消費者に負担させようなんざ、変じゃねえですか」
平さん
「でも、ウチは銀行振り込みですなんて、当たり前のように言う店多いよ」
所長
「そうなんだよねぇ。店側の都合を当然のごとく客に強要するんですよ。以前、灯油の支払いを銀行引き落としにしていた時、クレジットカードの保険料の引き落としがあるのを忘れていて、100円くらい残高不足になって引き落とされなかったことがあったんだよね。翌日気がついて燃料店に電話で事情を話して、可能であれば来月の引き落とし分といっしょに引き落としてもいいんだけどって言ったのよ。もう何年もその会社から購入していたし、今まで支払い遅延なんてなかったからね。さて平さん、電話の相手は経理の女性ですが、さあ、彼女は何と言ったでしょうか!」
平さん
「知らんわ!」
所長
「彼女はこう言いました。本当に払ってくれるんならいいですよ、だって。ここでまず一回目の頭プッツンです。続けてその無礼者は、延滞料として来月分に400円加算されます、ときた。そこまで言うのなら集金に来いよ!しかし、本人はまったく悪気なし。会社に問題があるんですなぁ。『*高た*はし』という札幌の会社です。平さんが名前は出さんほうがいいと言うので*にしました。もちろん、その日を最後にその会社から灯油を買うのをやめました」
注.冬の北海道にとって灯油は必需品です。暖房用に給湯用に一軒あたり冬場だけで数百リットルの灯油を消費するのです。
平さん
「失礼な言い方ですなぁ。独占企業ならまだしも、灯油はどこでも買えるのに」
所長
「これは一例ですけど、最近はそういった常識のない商売人が本当に目につきます」
平さん
「今じゃそれで怒っても、この人は何を怒っているんだろう?なんて顔されますからねぇ」
所長
「だから私はたとえ“ごまめの歯ぎしり”と言われようと、ひとり不買運動をするのです」
平さん
「よし、わしもそうするか!」
所長
「平さんなんかすでに消費意欲が喪失してるんだから、どうでもいいでしょ」
平さん
「一応付き合いちゅうもんがあるからね」
ろっきー ~ 人間ちゅうのは、めんどうくさいモンやなあ
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